銀行とキャッシング会社の違い

キャッシング会社(消費者金融)

お財布

・メリット
日本の代表的なキャッシング会社としてアコムやプロミスなどがありますが、こういった消費者金融の 利点はキャッシング審査が銀行より甘いという事が挙げられます。 審査が甘いという事は、融資の申し込みをしてから実際にお金を入手するまでがスピーディと言えます。 午前中にキャッシングの申込みをすれば、その日のうちに申込みをした方の銀行口座にお金を振り込んでくれる 消費者金融会社もあります。

・デメリット
一方、キャッシング会社のデメリットは金利が一般的に高いという事です。 1〜10万円程度のお金を借りる場合は、実質年率18%で貸し出される場合が多いです。 銀行の場合は、10万円程度の融資を受けると実質年率は15%ぐらいなので、その差は3%もあります。

銀行

・メリット
銀行のメリットは何と言っても金利が消費者金融より低いことです。 金融機関からお金を借りた場合、一般的に借りた元本以外に金利分のお金も返さなければなりません。 当たり前のことですが、借りたお金は返済しなければならないので、その返済金額が少ない方が返すのは楽になります。 金利の低い金融機関からお金を借りたいという方は、まず銀行から融資を受けることが出来ないかを検討してみましょう。

また、銀行は総量規制が適用されない点も大きなメリットです。 総量規制には年収の1/3までしか融資をしてはならないというルールがあるのですが、銀行にはこの制限が適用されません。 ですから、高額融資を受けたい場合は、金利が低いという事もあるし、総量規制の適用も受けないので銀行から融資を受けるべきです。

・デメリット
銀行のデメリットは、キャッシングの審査が厳しいという事が挙げられます。 また、審査が厳しいという事は融資手続きに時間が掛かるという事にもなります。 ようは、キャッシングの申込みをしたとしても、すぐにお金を借りることはできない場合が多いという事です。 銀行の場合は、担保なしで融資を受けることが出来る場合もありますが、その場合は必ず安定した職業についていないとお金を借りることはできません。 お金の借主は毎月一定以上の収入があることが条件となります。

融資の申し込み方法

キャッシングを受けるためには、金融機関で融資の申し込みをしなければなりません。 その方法には、金融機関の店頭に出向く、キャッシングATMから申し込む、あるいは、インターネットで銀行やキャッシング会社のWEBサイトから申し込む方法があります。 ネット社会の現代ではインターネットから申し込むのが便利です。 ネットではキャッシング申込みを24時間受け付けていますので、金融機関が閉まっている夜間でも融資の依頼をすることが出来ます。 ただし、深夜でもお金を借りることが出来るというわけではありません。あくまで、キャッシングで金 借りるための申込みができるのであって、実際に融資を受けることが出来るのはのは翌日となります。

お金を借りる際に大切な事

金融機関からお金を借りる際に最も大切なことは、キャッシングをする前にしっかりと返済計画を立てることです。 無理な返済計画を立てると、借金を返済するために別の金融機関で新たに借金をするという多重債務に陥ってしまうこともあり得ます。 そうならないためにも、毎月のお給料から生活費を差し引いた余剰資金いっぱいを返済に充てるのではなく、 余裕を持って返済が出来るようにすることが大切です。 万一急な出費が必要になった場合でも、資金に余裕があれば借金の返済が滞るという事は起きないですからね。 お金を借りるときには、まず借りなくても何とかならないかを考えましょう。 そして、どうしてもキャッシングしなければならない時は、最低限だけを借りて、かつ、余裕のある返済計画を立てることがキャッシングの上手な使い方となります。